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不登校の子どもと良好な親子関係を築くための方法【事例2】【第3回目/全4回】

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こんにちは。
不登校支援センター横浜支部カウンセラーの本沢です。

今回は前回不登校の子どもと良好な親子関係を築くための方法【事例2】【第2回目/全4回】の続きで、子どもがセンターに来るか来ないか不安定な際に、親御さんがどの様に対応されていたかについて、事例を交えてお伝えしますね。

不登校の子どもと良好な親子関係を築くための方法【事例2】【第1回目/全4回】はこちら
不登校の子どもと良好な親子関係を築くための方法【事例2】【第2回目/全4回】はこちら

その時は、親御さんとカウンセラーが連携を取り、その子の現在の状況をメールなどで親御さんから連絡してもらいました。

『「明日の15時からカウンセリングだよ」と子どもに伝えているのですが、全く返事しません。行くのか行かないのかの意思表示がないので、明日は私だけでお伺いするかも知れませんが、よろしくお願いします。』

という親御さんからのメール内容が、

『直前になって、子どもが「やっぱり行く」と言ってきたので、一緒にお伺いします。』

という様に変わる事もありました。

親御さんがセンターに来られる前は、「行くのか行かないのかはっきりしなさい!」とか「直前で予定を変更するのは、相手に失礼でしょ!」と子どもに怒る事もあったそうです。

親御さんのおっしゃる「相手に失礼でしょ!」という言葉は間違っていませんよね。

直前で予定をキャンセルされたり変更される事を嫌がる方は少なくないと思いますし、「約束を守る」事は、これから人間関係を築く上で必要です。

親御さんは、それを伝えようとされていただけですからね。
とはいえ、子どもが意思表示を示さない際は、言い方を変えても余計頑固になる事が多いです。

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そこで、どうしたら冷静に子どもとコミュニケーションが取れるかを考えました。

まず、子どもが感情的になっている時は、親御さんに子どもと距離を置く様に意識してもらいました。
そして距離を置いた状態で、子どもの様子を観察してもらいました。

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すると、迷っている時や、悩んでいる時は、子どもは「自分で考えて答えを出す」という事に、特に時間がかかる事が分かってきました。

そういった時に、「上手く出来るか分からないから不安なんだ」とは言いませんし、ひたすらゲームばかりやるし、反抗的なので、親御さんも受容し難くなっていましたが、「悩んでいるんだ」と分かってからは、親御さん自信が少しゆとりを持って待てる様になったとの事でした。

なので、時間に余裕がある限りは、子ども自身に考えさせ、答えを出すのを待ちました。

すると、冷静になった時に、子どもは自分の要望を話す様になってきたのです。

時には、無茶な要望を言ってくる事もありましたが、理由も添えて「気持ちは分かるけど、それは無理だよ」と言う旨を伝えると、暴れたりする事は少なくなりました。

担任の先生も心配して、子どもに何度も連絡を取り、訪問にも来てくれました。

その際にプリントなどの配布物を持ってきてもらい、それについて話したり、授業内容について話してくれたそうですが、子どもが嫌がる様子は無かった様です。

人との関わりは求めていたのかも知れませんね。
そして担任の先生と繋がりを持てていた事は、後々生かされてきます。

それはまた次回以降にお伝えしますね。

話を聴いてくれる人が増えてくると、子どもにまた変化が見られました。
家事の手伝いをしてくれる様になったのです。

気分にムラはあった様ですけどね。

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カウンセリングでは、これまで一切勉強に手をつけなかった子どもから勉強の話題が上がります。

「勉強を全くしていないので不安だ。高校に進学したい。」
そこで、学業支援という形で、中学1年の復習や休んでいて分からない箇所の勉強を一緒に始めました。

では、次回以降で子どもがどの様に変わっていったかをお伝えしますね。

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