小学生のお子様をお持ちの親御さまへ
ELEMENTARY SCHOOL
お子様が小学生の時に
このページを見ていただけて良かったです!!
不登校を解決する事について
ポイント当センターでも声を大きくしてお伝えしておりますが
不登校への対応は早ければ早い方が良いです。
それは、お子様のご年齢にも言えることとなります。
これからの中学校生活、高校生活を笑顔で過ごす為にも、不登校を小学生の間に、克服しておくことを強くおすすめします。
そもそも…不登校とは?

文部科学省の定義によると年間30日以上欠席した者のうち、何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因や背景により、児童・生徒が登校しない、あるいはしたくともできない状況にある者(ただし、「病気」や「経済的な理由」による者は除きます)を言います。 不登校になる生徒は、学校などにストレスを感じる何らかの事柄があり、それに近づかないように学校から遠ざかろうとする手段を取っていると考えられます。
そのため、不登校支援センターは、「子どもが不登校になる」のではなく、「子どもがストレスから自分を守るために、無意識に、不登校という手段を使っている」というスタンスで、不登校を捉えています。
Q&A01まず質問です!!
小学校で不登校(年間60日以上の欠席)の場合、
留年(原級留置)すると思いますか?
答えは…現代では、留年(原級留置)することは基本ありえません。
ポイントその理由は…

本来、小学校で進級に必要な要件は、出席日数です。
年間60日以上の欠席がある場合や、成績が一定基準に到達していない場合は留年措置をとれるということになっています。
ですが、”現代では進級で悩むことはまずない”と思います。
理由は、本来、義務教育の小中学校では成績不良や長期欠席、病気療養などの場合、校長の判断や保護者・本人の意思で原級留置(留年)をすることが可能ということになっています。
また、進級するにあたり学校長が成績不良や長期欠席などを原級留置にするのか審議し、原級留置に値するようであれば本人・親御さんにそのことを伝えて意思の確認をします(学校長もできるだけ原級留置はしない方向で審議します)。
そして、最終的には、本人が留年したいかどうかの意志を重視します。
本人の意思を重視なので、ほとんどの場合、本人が望むことはない為、小中学校で不登校状態であっても「原級留置」(留年)をせずに進級し卒業することが可能です。
※一部、私立の進学校の小中学校では欠席日数や成績等によって転校勧告(他の私立や公立への転校)や原級留置(留年)もあります。私立の場合は独自の規則があり、校長判断の影響も大きいので先生に確認が必要です。
Q&A02次に、もう一つ質問です!!
不登校でも進級(卒業)できるし、
多分時間が解決してくれるから様子を見よう!って思って
お子様をほったらかし※にしていませんか?
※克服する為の行動を何もしていないこと。
確かに時間が解決することもありますし、親御さんの努力で解決することもあります。
でも、お願いですから、小学生の間に専門家に相談して根本からしっかり克服しておいてください。
しっかり克服しなければ再発してしまうこともあります。
中学校に進級後、また不登校が起こってしまったらどうしますか?
ポイント小学校・中学校・高校における進級と進学について
中学校も小学校と同じで、基本、出席日数が重要ですが、出席日数・成績に関係なく進級・卒業可能です。ですが、高校に進学するには、出席日数・成績は重要です。
- 小学校基本、出席日数が重要だが、 出席日数・成績に関係なく進級・卒業可能
※小学校は、公立小学校とします。
- 中学校基本、出席日数が重要だが、出席日数・成績に関係なく進級・卒業可能
※進学(高校)するには、出席日数・成績が大きく関係ある。
※中学校は、公立中学校とします。 - 高校出席日数と成績により進級・卒業・進学可能
次へ進む高校受験に近づいてから焦っても
取り返しがつかないことがあります
学校に行っていなくても、勉強が出来れば良いという訳ではありません。
小学生の間に不登校をしっかり克服しておくことが本当に大切です。
小学生の不登校の代表的な要因
低学年(小学校1~2年)
環境の変化により
不登校が起こりやすくなります。
中学年(小学校3~4年)
徐々に情緒が発達し、対人関係や学習の遅れが要因となり
不登校が起こりやすくなります。
高学年(小学校5~6年)
思春期を迎え、2次性徴の発現により心身ともに不安定になり始めます。
男女を意識しはじめたり人間関係がより複雑になったり、
勉強の内容も難易度が上がってくるこの時期は、ちょっとした理由で不登校が起こりやすくなります。
以上のように小学生の不登校には様々な要因があります。
まずは専門家にご相談ください
次へ進む小学生の不登校を解決する為には…
もしも、わが子が不登校になった場合、不登校を解決するために親は、さまざまな手段を講じるでしょう。
まずは考えられる方法のいくつかをご紹介しましょう。
1. 親の働きかけ
子どもの不登校を目の当たりにしたとき、多くの家庭で、なんとかしなくては、とまずは自分で調べ、解決しようと一生懸命取り組まれることが多いです。
インターネットで調べたり書籍を読んだりして対応方法を検討します。
そのうえで、子どもの話を聞いて気持ちに寄り添おうとしたり、子どもの心身の疲れを理解し、エネルギーを充電させるために、いったん学校を休ませることもあります。
一方、弱気になっているだけだからと、背中を押すなど強い態度で臨む場合もあります。
いずれにしても、親から子どもへの働きかけが中心となります。
2. 医療機関
不登校の初期症状として、学校に行こうとする朝に頭痛や腹痛といった身体的症状が表れ、学校に行けない理由を口にすることがあります。
都合がいいときにだけに起こるため、周りから信じてもらえないと子どもは不安な気持ちに陥ります。
そのため、親はかかりつけや近くにある小児科を受診させます。
しかしそれは、心理的ストレスから体に影響が出てきていることが多いのです。
3. 心療内科
医療機関を受診してもなかなか症状が改善しない場合、医師の勧めなどで、心療内科を受診する場合が出てきます。
子どもに特化した心療内科もあります。
心療内科の対応は、主に臨床心理の視点に基づいたものになることが多いです。
それは「ストレスを感じている状態からまずは遠ざかりましょう」というスタンスで、子どもに学校には行かず、休息を取らせて、しばらくエネルギーを蓄えることを勧めます。
エネルギーが再び蓄積されたら活動してもいいですよといった形のケアをされることが多いです。
4. 塾
不登校の原因が「勉強についていけない」ことである場合は、学校に行かず、塾に通うことを選択することが有効な場合があります。
塾や家庭教師に習い、学力を養って、遅れている科目を補充し、やがて学力が追いついてくると、登校できるようになります。
次へ進むしかし、1番早急にできる対策はカウンセリング
これらの手段を取る前に、早急にできる対策が〈カウンセリング〉です。
ここからは、カウンセリングの流れについてご説明します。
カウンセリングの流れ
- 1. 初回無料カウンセリング
- 2. ラポール形成
- 3. 心理テスト
- 4. コーチング
1. 初回無料カウンセリング
状態把握のための面談を実施

まずは親御さまのみお越しいただき、状態把握のための初回無料カウンセリングを実施します。
最大100分間と充分な時間をかけてご相談いただけます(初回無料カウンセリングは、オンライン対応可能です)。
大まかな状況を把握するのに役立ちます。
具体的には「不登校になるまでの経緯」「家庭での子どもの様子」「親から見た子どもの性格」などを確認します。
状態把握の一つの視点として、前述の「学年別の原因」を参考にします。状況をより深く理解するために、心理テストを活用することについてもご説明します。
その後、各家庭に合った支援方法を提案していきます。
お子さんの今の状況を踏まえ、不登校を解決するための支援方針を立て、これから何をしていけばいいのかを初回無料カウンセリングではお伝えしています。
2. ラポール(信頼関係の形成)
子どもがどのような性格なのか、理解を深める

初回無料カウンセリング後のカウンセリングは、可能であれば子どもを一緒に連れてきていただきます。
不登校をしている最中に不登校支援センターに行くということに、多くの子どもは抵抗感を持っていますので、その気持ちをほぐす必要があります。
この場所が敵ではなく、子どもにとって安心できる場所であると理解してもらうために、子どもと信頼関係を構築していくことから始めます。
まずは子どもが興味を持っていることを一緒に実施します。
テレビゲームが好きな子や漫画が好きな子、自分のことを話すのが好きな子などさまざまです。
積極的に会話を行い、子どもがどのような性格なのか、理解を深めていきます。
3. 心理テスト
親と子が互いの考え方を理解し合う

現状を把握する手段として、心理テストを活用します。
具体的なものとしては「エゴグラム」「ACS」「FDT」があります。
「エゴグラム」は、子ども自身の価値観や考え方を把握するテストです。
価値観や考え方が理解できると、どのような人間関係を築く傾向があるのかを想像しやすくなります。
「ACS」は、子どもがどの程度のストレスを感じているのか、またそのストレスが心身に及ぼす影響はどの程度のもりかを理解するテストです。
「FDT」は、親子関係を診断するテストです。このテストでは、親は子どもをどのような気持ちで見ているのか、子どもは親のことをどのように捉えているかを確認します。
親は子どものことを思って親身に対応しているけれども、学校に行きたくない子どもを無理やり登校させようとするなどによって相互に対立関係が生じる場合があります。親と子が互いの考え方を理解し合うのに役立ちます。
4. コーチング
未来志向で前に進むことを共に考える

状況把握と信頼関係を築いた後、不登校解決の目標を決め、その目標を達成するためのお手伝いをします。
今、感じているストレスを改善し、現在の環境で適応していく力を身につけること、また子どもの心理状態に合わせた適切な刺激を与えることなどによって、復学に向けた意欲を高めていきます。
子どもの価値観や性格を考慮し、違った物事の受け止め方を創造したり、実践したりできる課題の設定や取り組みを行います。
たとえば宿題などでは完ぺきを求めず、半分の完成度でもさほど支障がないことを実践から学ばせて安心感を持たせ、自分を許せる心を醸成します。
いわゆる認知行動療法です。
そのような取り組みを通して、未来志向で前に進むことを共に考えていきます。
安心してカウンセリングをお受けいただける体制
カウンセリングでは、不登校支援センターと家族、特に子どもとの信頼関係の構築が大切であるため、
不登校支援専門カウンセラーが、一家族に対して、
初回無料カウンセリングからコーチングまでを一貫して指導し安心感を持って
カウンセリングを受けていただける体制を取っています。
不登校支援専門カウンセラーは、このような経験を積んだ人材が担当しています。
1. 子どもの心の声を聴くプロ

カウンセリングに来るお子さんは様々な気持ちを抱えてやってきます。
誰かにこの悩みを打ち明けたい、と思っている子もいますが、中には、自分の悩みを他人に話したくない、という思いを持っている子もいます。
しかし、カウンセラーはそうしたお子さんの気持ちに寄り添うことのプロフェッショナルであり、お子さんが抱えている悩みを安心して打ち明けられるよう、かかわることができます。
2. あなたのご家庭の状況に合わせたアドバイスができる

不登校は、お子さんの心理状況も一人ひとり異なりますが、それだけではなく、お子さんを取り巻く状況も異なります。ご両親で共働き、一人っ子、兄弟姉妹などご家庭の状況は様々です。
また、学校についても中高一貫、公立私立、部活動なども様々です。
不登校支援センターのカウンセラーは、全国7支部で、日々、カウンセリングを行っている強みを活かし、他のカウンセラーとそれぞれの事例を共有することで、ご家庭の様々な状況に合わせたアドバイスを行うことができます。
3. 様々な心理学に精通した専門家

心理学は、文字通り人の心を理解する学問なのですが、○○心理学とあるように、同じ人の心を理解するにもかかわらず、様々な考えが存在します。
それだけ人の心には様々な理解の仕方があるということではあるのですが、不登校支援センターには、こうした様々な心理学に精通したカウンセラーが多くいます。
お子さんの心理をどのように理解し、どのようなカウンセリング方針を立てるのが適切なのか、日々、それぞれのカウンセラーが互いに知識、意見を交換しながら、研鑽を積んでいます。
次へ進む子どもが以下タイプにあてはまるのなら…
早期にカウンセリングが必要です。
- こだわりが非常に強い
- 価値観が固執している
(宿題をきちんと終わらせないといけないと考えているような子ども) - ストレスを自分で解消する手段を持っていない
- 何事も一人で抱え込んでしまう
不登校から復学までの解決事例
カウンセリングを受けた人の声
初めてのカウンセリングが終わると、子どもがニコニコしながら部屋から出てきました。ここ数ヶ月、家にずっといて、暗い表情ばかりだったので、子どもの笑顔を見たのは本当に久しぶりで、思わず泣きそうになりました。
次へ進む不登校は、悩んでいても解決しません。
早く解決するには、早く行動することが大切です。
まずは、初回無料カウンセリングをお受けください。
次へ進む最近
「他機関で不登校支援をしていただいていたが克服しない…」
という方からのご相談が増えています。

近年、インターネットの発達により、様々な情報(解決法や対応法など)を知ることができます。
でも、その情報は本当に正しいのでしょうか?もちろん正しくないとも言いません。
本当に困った親御さまを見ているともっと速くに出会いたかったと心から思います。
不登校期間が長いお子様が治らない訳ではありません。
実際に当センターでは、今までに多くの不登校期間が長いお子様を解決してきました。
しかし、何度もお伝えしていますが、対応は早ければ早いほど良いんです。
次へ進む不登校は悩んでいても解決しません。
正しい知識と、お子さんに合った方法が解決への近道です。
小学生の間に不登校を完全に克服し、中学校・高校生活を笑顔で過ごせるよう
今のうちに適応できる精神状態を築いてあげてください。