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匿名希望様からの「交換日記」(母親からのお便り)

手紙1手紙2

前田先生へ

この度前田先生には私の高校一年生の長男を短期間のうちに学校へ通えるようにご指導いただきまして本当にありがとうございました。
思い返しますと一学期の終盤頃から時折体調不良を訴えていました。そして23年8月の夏休みが終了した9月初旬、朝起きられない日が続き、腹痛や気分が悪いといい始め休むようになりました。一週間が過ぎても状態は変わらず担任の先生、教頭先生も心配され訪問していただきました。

初めのうちは面談にも参加してましたが徐々に引きこもるようになり、起きるのは正午過ぎで、その後はテレビやゲームに没頭する毎日になりました。また、夜になると幾分気分がよくなるようで昼間よりは少し動きが出てきます。しかし寝るのは深夜で一般に言われる昼夜逆転現象に思えました。
夫婦は当然、他の兄弟姉妹3人も口には出さないが暗雲が立ち込め、私自身も無力感に襲われる毎日でした。一ヶ月を経過しようとする時期、担任の先生からも進級の単位の話も説明され、このままでは悪い方向に進んでしまうと強く感じました。
夫婦ではわが子の不登校の原因さえ見つけられず、時には無理やり起こそうとすると当然本人の意思とは反対のことをするので強い反発を受けました。

改善策が見つからないまま9月末を迎えました。
何か頼みの綱は無いものかとインターネットで不登校生徒の対応について検索しました。そこで初めて不登校支援センターのHPに出会いました。そのときは食い入るようにそのHPの内容を読み、自分の子どもの症状がその通りであり、その症状が高い確率で改善することが書かれていることが私達にとって大きな支えになりました。不登校は病気ではなくカウンセラーの方の指導で必ず改善されるんだなと思いました。

早速訪問カウンセラーの予約を入れ10月の初旬に訪問していただきました。その時が前田先生との初めての出会いであり、ちょうど不登校になってから1ヶ月が経過したところでした。
夫婦とのカウンセリングの中では進級するいもあまり時間がないことも伝え、今後のフローの説明とDVDをいただきました。当初予定にはなかった前田先生と子どもとの面会も拒みながらも実現しました。
とにかく単位をこれ以上落とさないためにも余裕的な時間がないということで先生もいろいろとやりくりをしていただきました。
不思議なことに前田先生にカウンセリングを受ける度に子どもの心が開いていくような、また重く背負っている荷物が少しずつ軽くなっていくような感じを受けました。

中旬からはゲームや携帯電話、テレビは一定の与えた行動ができてから時間を決めて与えるよう指示を受けました。その時はさすがに本人も頼るものがなくなり常にイライラしているようで少しのことでも当たるようになりました。
しかしここを乗り越えなければと頑張っていました。するとその環境に少しずつ慣れたのか徐々に本人から希望の言葉が聞けるようになりました。
その頃、前田先生には本人の状況と今後の学校との連携した対応についてレールを引いていただきました。かける言葉1つにしても指導をいただき10月末には校門まで行き保健室へ入ることができるようになりました。それからは毎日が進歩の連続で散髪に行ったり、好きな洋服の買い物に行ったりと急激に変化してきました。前田先生の初回の見立てに「この子は突然学校へ行くかもしれませんね」という言葉を思い出さずにはいられませんでした。

11月に入り学校への送迎は妻が休職して対応していますが、本人はこれ以上欠席はできないことを念頭に授業に参加しています。自発的に通学できる日を望まずにはいられません。20日頃になるとクラブのサッカー活動も再開し、前田先生からのカウンセリングの間隔も3週間と長くなりました。

何が子どもにとって不登校の原因になっているのか?
この経験を踏まえて子どもの子育てということに再認識させられたことがあります。子どもは厳しく育てようと思っているだけでは育たない。当たり前の話ですが子どもの心を動かすような会話をしないと、親からの一方通行ではほとんどのことは伝わらないし、子どもの思いも伝わってこない。言葉も多ければいいという分けではなく、的を得ていることが肝心です。返事をしなくても聞いています。不登校になる子は特別な子どもではなく、落ち込んだ時や難題にぶつかった時にどう対応すればいいかがわからない。その時の助言が親や友達や兄弟などさまざまなところで問いかけはされていると思います。
これからはそれを見落とすことなく今まで以上に見守りたいと思います。
これからも1人でも多くの子ども達が元気に通学できるようにご活躍を期待せずにはいられません。

よろしくお願いいたします。