不登校解決現場レポート

考え方の違いと子どもへの接し方について考えてみましょう!

こんにちは。不登校支援センター仙台支部の上原です。

突然ですが、皆さんは気が早いほうですか?遅いほうですか?

私はわりとのんびりしているほうなのですが、今日はそんな考え方の違いのお話です。

残り日数、あと何日?

以前、夏休みにある親子がお話していたときにこんなことがあったそうです。

親「夏休みもあと10日しかないね。」
子「そうだね、今日から10連休だね!」

親御さんとしては、「一ヶ月ほどあった夏休みも、あと10日しかない。もうすぐ終わってしまうからそろそろ動かないと」という意味合いで伝えたそうです。

しかし子どもは「夏休みはまだ10日もあるんだ!余裕だ!」と思ってしまった、というお話です。

親と子どもで問題に対する認識にズレがあったんですね。

もちろんどちらの考え方が正しいか間違っているか、ということではありません。ただ双方の認識がずれている状態ですと、親御さん側の焦りの気持ちは中々子どもへ届きませんし、子どもの気持ちも親御さんに伝わりにくいです。

このご家庭の親御さんは「確かにそんな捉え方もできるのか」と、子どもの認識に感心したとおっしゃられていました。

しかし、これが出席日数や受験前だったらどうでしょうか?

あと10日休んだら進級できなくなる ⇔ まだ10日休んでも進級できる

あと10日で受験日当日 ⇔ まだ受験まで10日もある。

皆さんだったらどのように捉えるでしょうか?

また子どもはどのように捉えそうでしょうか?

感覚の違いから生まれる軋轢

時間間隔には上記の休みに対する捉え方のように各々で差異があります。それを認識せずに自分の感覚だけで相手を追及すると無用な軋轢が生まれてしまうことがあります。

子どもからすると「まだ間に合うことなのに、がみがみ言われてやる気をなくす」と感じたり・・・。

親からすると「ギリギリになって慌てて大変な目にあうのが分かっているのに」と思ったりしますよね。

なので子どもと話をする前に、

「私はこう思っているんだけど、あなたはどう思う?」

という問いかけができるといいのかな、と考えます。

もし子どもの口から自分の感覚と違う答えが返ってきたら「私はこう思っていたけど、あなたはそうだったのね」と受け入れてあげてください。その上で、「その考えだと、どんな風にしてやっていく予定なの?」と話を進めていければなお良いですね。自分がどう思うのか考えていなかった子は、そこで改めて意識をするでしょうし、考えている子ならばそれを教えてくれるでしょう。

そういった会話がそもそも出来ない!という場合は、まずは出来るようにするというのが最初に必要かもしれません。

私の常識はあなたの非常識、なんて言葉もありますが、自分と同じ感覚の人というのは意外と少なかったりします。つい自分の感覚だけで物事を見てしまうと、意見の押し付けから喧嘩になってしまうこともあるんですね。それはどちらにとっても損なことですよね。

人と考えが違うことは当たり前です。

そしてどちらの考えが正しいかどうかなんてことは一概には言えません。

大切なのはお互いの考えを尊重しながら、妥協点を探したり、やっていくことを一緒に考えたりすることです。思い悩み、壁にぶつかっているときには特に大事なことですよね。

なので、お話し合いをされる際には是非、お互いの考えを尊重することを意識して頂ければと思います。

それではまた。

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