不登校解決現場レポート

不登校に慣れていく子どもたち・・・。適切な刺激の考え方とは?

こんにちは。不登校支援センター仙台支部の上原です。

北海道では初雪などもあり、冬が近づいて来ましたね。仙台でもグッと気温が下がり、肌寒い日々が続いています。

風邪など引かないように気をつけたいですね。

本日は少し前に不登校支援センターを訪れた子どもとのお話をご紹介したいと思います。

不登校生徒は不安とどんな風に向き合っていくのか、その一例です。

不登校に慣れてしまう

Aさんは高校2年生で去年の夏頃から不登校になりました。

その後、単位制のサポート校に転入しましたが、レポートは出せたものの授業への出席日数が足りず、単位の取得が出来ませんでした。今年度はその反省を胸に、出席する計画を立てていましたが、思うように行かず、今ギリギリのところにいます。

そんな状態でセンターへ面談に来られました。

本人とお話して、Aさん自身も気付いたようですが、彼女は不登校の状態に慣れてしまっていました。

振り返ると最初の頃に考えていた

  • 「この先どうなるんだろう」
  • 「自分の将来はダメになってしまうのではないか」

という焦りや苛立ちなどを最近はほとんど感じなくなっていたそうです。

単純に心の平穏だけを考えるのであればそれは良いことかもしれません。不安に苛まれながら日々を過ごすのは辛いことですので、心の機能としてもそうならないようにしていくはずです。追い詰められた状態で無理やりに出す答えは、後悔に繋がることも多いですので、心を落ち着かせるのは悪いことではありません。

ただ、平穏にし過ぎるのも良くない場合があります。

そもそも不安や焦りを減らすのは何のためなのでしょうか?

それは落ち着いて、冷静にな思考で自分がこれからどうするのかを考えたり、できることを見つけたりする時間を持つためでしょう。

落ち着くまでの時間に長短があるのは個人差だと思いますので、一概のどのくらいとは言えませんが、少なくとも本人がまったくそのことを考えなくなっているのであれば、それは一つの目安かもしれません。

Aさんはお話の中で「最初の頃より楽になっているのに、もっと動けなくなっている」という事実に少しショックを受けていたようでした。

0か100かではなく、適度に目を向ける

Aさんに限らず、多くの人は不登校状態が長引くと、その状態が普通になってしまい、考えるところから目を背けてしまうことがあるようです。意図的にそうしている人もいれば、無意識的にそうなっている人もいます。

反対に考えなければならないことから目を背けるのはよくないと、今度は考えすぎてしまうことも。大切なのはバランスですね。

まったく考えないのも良くないし、考えすぎるのも良くない。

でも人って割りと極端にどちらかになってしまうことが多いんです。だから意識的に「自分が許容できる量」を探りながら、向き合っていけるといいですね。

カウンセリングの中ではそういった自分との向き合い方について話してみたりもします。

どんな形が今の自分にとってちょうど良いのか、その都度目を向けてみるといいのですが、日常を過ごしているとつい流されてそういったことが疎かになってしまいます。

センターに来たときだけでもちょっと考えてみようか。

反対にセンターに来たときだけでも考えない時間を作ってみようか。

本人の状態に合わせながら適切な刺激はなんなのか考えていきたいですね。

最後に

最近学校の先生とのやりとりが増えてきました。学校の現場でも、子どもたちの様子で気になることはやはり多いようです。

不登校支援センターはでは、不登校の生徒児童に対してどのような対応をするべきなのか、学校側とも協力して進めていければと思っています。

何かございましたらご相談にお越しくださいね。

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