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小学生の不登校の約8割がなっている母子分離不安の治し方

こんにちは。不登校支援センター大阪支部の佐久真です。

今回は以前投稿しました「小学生の不登校の約8割は母子分離不安?母子分離不安って何?」というタイトルのブログを再度振り返っていきたいと思います。

親御さん方からお話を伺っていると、「学校で起こった何らかの出来事が原因で、子どもが不登校になっている」と思っていらっしゃる方が多い印象です。

しかし、よくよく話を聞いていると、学校に行けないのではなく、お母さんから離れたくないという気持ちが強いのでは?と感じることがあります。カウンセラーは主観で”判断”はしませんが、感じた気持ちや印象をそのまま親御さんに伝え返すことがあります。

そうすると、これまで学校で起きた出来事ばかりに注目していたお母さんも

「実は私も、母親との関係がこの子が学校に行けない要因なのかなとも感じていたんです。でももしそうだとすると、自分の子育てを否定されたように感じてしまって、悲しくなってしまい、認めたくなかったんです」

と、気持ちをお話いただくことが多々あります。

「お母さんから離れたくない・・・」という気持ちが強い母子分離不安

そもそも、母子分離不安という言葉は、書いて時のごとく”母子”が”分離”するのが不安な状態のことを指しています。

具体的にはどのような状態なのでしょうか?

例えば・・・

  • 母親と一時的に離れることができない
  • 母親と離れている時間は落ち着きがない
  • 一人でできることでも、母親と一緒にやりたがる
  • 母親の関心を常にひこうとする
  • 褒められないなら、せめて叱られてでも関心をひこうとする

上記のような傾向が子どもに見られると、母子分離不安の傾向があると考えられます。

「保育所時代にお母さんから離れられずに、保育所の入り口で先生に引き離されて大泣きしていたわ・・・」という記憶がある方も少なくないのではないでしょうか?

不登校支援センターでは、そういった過去の経験も、不登校の予備期ではないか?という視点を持っています。

小学校1年生になると、学校の中に母親は当然おらず、母親から離れてありとあらゆるストレスにたった一人で対処していかなければなりません。それは子ども達にとって、とても大変なことだと思います。

今までは保育園や幼稚園にはお母さんが送り迎えをしてくれたのに、まず一人(もしくは集団登下校)で登下校しなければなりませんし、8:30~15:30頃まで長い学校滞在時間に、何か困ったり不安に思ったりすることがあって「お母さん助けて・・・」と頭をよぎったとしても、母親がいない現実を目の当たりにすると、さらに不安が高まったりもします。

そんな状況に簡単に最初からうまく対処できる子もいますし、全くできない子もいて当然ですが、もともとお母さんに依存する気持ちがとても強い子どもであれば、小学校に入ってお母さんがいない状況で過ごすということに非常にストレスや負担を感じるようになります。

どうすれば良いの?

①子どもと母親が1対1の状況を一日に一回は必ず作る。

ご兄弟がいたり、家事育児にとても忙しくしていると、中々ひとりの子に対して1対1で「今はあなただけのお母さんだよ」という時間を作ることは難しいですよね・・・。

でも、母子分離不安の強い子どもは、お母さんを独占したがる傾向があります。そのため、欲求(独占したい)が満たされないと、ますます「お母さんを独占したい!」という気持ちが高ぶってきます。

その欲求をあまり高まらせないためにも、一日一回は「家事をやりながら」や「他の兄妹たちと同じ環境で」ということを避けて、その子と1対1になるような機会を、少しでも1分でも構いませんのでとってあげて下さい。

子どもの欲求をしっかり満たしてあげる時間をお母さんが意識して作ることで、子どもが抱えるお母さんを喪失するような感覚が和らいでいきます。そして子どもはお母さんの愛情をしっかりと感じることができ、必要以上にお母さんを求めたり、わざと独占したがったりすることが少なくなってきます。

②叱られてでも自分に注目を引こうとする・・・そんな子どもの行動の裏にある目的に目を向けてあげましょう。

お母さんに自分のほうに注目して欲しいのに、特に何も注目される(褒めてもらえる)ようなことがないとき・・・

  • わざと悪いことをして注目されようとする
  • 自分でできることをお母さんに「やって~」と甘えてきたりする

上記のような傾向が子どもにみられることがあります。

そんな時に、子どもの言っている(やっている)言葉や行動の表面的な部分にだけ目を向けていては、本当に叱ってしまったり、子どもの本心をスルーしてしまうことになりかねません。

ですので、この子のこの言葉や行動の裏には、どんな気持ちが隠れているのか?ということを常に意識してみてください。

不登校センターに多くの方が「小学生の不登校」で相談に来られています

不登校支援センターでは、小学校の不登校に対しても、あらゆる情報と事例をもって皆様の疑問にお答えしております。

小学生の不登校でお悩みの親御さんや、ご祖父母様がいらっしゃいましたら、是非お気軽に当センターまでお問い合わせください。

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