子供の心理学

ゲーム代月8万円。ゲーム依存になってしまったA君が自分でコントロールできるようになった方法

こんにちは。不登校支援センター大阪支部の黒木ゆかりです。

本日は、ゲーム依存になり、月々のゲーム代が膨らんでしまったA君が、自分自身で使う金額をコントロールできるようになった事例をご紹介します。

まずは、当時の高校生A君のスマホ依存とゲーム課金について、お話します。

ゲーム代合わせて月8万円・・・

不登校状態になってから、毎日自宅で過ごす高校生のA君は、ゲームに時間とお金を費やすようになりました。

親御さんに、次々に新しいゲームを要求したり、スマホゲームでは高額の課金をするようになります。それは自分のお小遣いから出せる金額を超えていました。そのため親御さんが、毎月高額なゲーム代を支払う状態が2~3か月続いていました。さすがにご両親もこのままではいけないと思い、A君の説得を試みます。

過去にスマホやゲームを取り上げたことがありますが、暴れて抵抗するといった行動が過去に見られ、親御さんはむやみに強制的に辞めさせることはできない状態でした。

やさしい口調で説得をすると、その場では「わかった」といい、ご両親はその都度期待をするのですが、次の月もその次の月も、A君のゲームとの関わり方にはほとんど変化がありませんでした。

カウンセラーが行ったこと

ゲームに費やす月々の金額を決めて、その範囲で使わせるようにしました。

最初は今までに使っていた金額とほとんど同じ額から始め、様子を見てから限度額を下げていきます。

A君としては、

  • 両親にいちいち課金の許可を取らなくて済む。
  • 課金に関して両親から小言を言われることが無くなる。

このようなことから、自由にゲームを買うことができると思ったようです。

親御さんとしては、毎回説得するとその場では「わかった」というA君を知っているので、限度額を決めてそれまで目いっぱい使わせるということに少し不安な様子でした。

しかし、この支援の目的は・・・

ゲームをやめさせることではなく、【自己管理感覚】を身につけさせるということです。

この目的を親御さんへ説明すると、納得していただきました。

徐々に、A君は、

お金がある→使うと出ていく

という収支の感覚が身についてきました。

そして3か月ほどたったとき、ゲームに使用する金額は半分ほどまでに減っていました。

まとめ

カウンセリングで用いる方法のひとつとして、1つの目的に対するプロセスをいくつか想定し、いつもと違うプロセスを促すという上記のような方法があります。

もちろん、この事例はうまくいった一例で、すべての子どもが同じ方法で、ゲームを減らしたりすることができるかといえばそうではありません。しかし目の前の事象にとらわれて、真正面からぶつかっていこうとすると、うまく行かないことがよくあります。

そんなときにカウンセラーの客観的な視点を利用してみるのはいかがでしょうか。

普段のコミュニケーションのパターンを変えるのは少し勇気がいることですが、カウンセラーがサポートさせていただきますので、ぜひ一度、不登校支援センターにご相談くださいね。

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