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なぜ「怒ること」は良くないと言われるのか②

こんにちは。不登校支援センター東京支部の松本です。

本日は、前回ブログで取り上げた「なぜ「怒ること」は良くないと言われるのか①」の続きをお話したいと思います。

*前回の内容はこちらの内容を読んでいただければと思います。

怒ることのデメリット

前回、怒るという行動が生じる背景についていくつか挙げました。基本的には、社会的に望ましい行動を促すため、子ども自身が将来的に不利益を被らないようにするため等、子どものためを思っていたことが背景にあると考えられました。

実際、怒ることによって子どもが言うことを聞くようになったり、反省に繋がることもあるかと思います。しかし、「怒ることはダメだ」とよく聞きますので怒ることのデメリットも考えていきたいと思います。

皆さんは「怒ることのデメリットは何か?」と聞かれた時どのようなものが思い浮かびますか?

いくつか考えられる例を挙げてみます。

  • 親子関係の悪化
  • 子どもが委縮して気持ちを閉ざす、傷つく
  • 感情的になってしまい伝えたいことが伝わりづらくなる
  • 怒った側も疲れる、その後罪悪感を抱く…

等々。様々なものが挙げられると思います。

怒ることが子どもに与える影響

今回は上記に加えて、お伝えしたいと思ったデメリットがあります。

それは、「怒ることで相手に言うことを聞かせる」というコミュニケーションを子どもが取り入れる可能性があることです。

他者と接していく中で、自分と相手の意見がすれ違うことは色々な場面で生じます。その際に、自分の意見を伝える手段として「怒る」ことを用いる癖がついていた場合、周囲と衝突したり孤立することにも繋がるかもしれません。もしくは、「怒られる」ことに慣れてしまうことにより、そのようなコミュニケーションを受け入れやすくなり可能性もあります

怒るのではなく叱る

しかし、そうは言っても「言うことを聞かない時はどうすればいいのか」というお悩みもあるかと思います。その時、こちらも良く言われていますが「怒る」のではなく「叱る」ことが望ましいとされています。

「怒る」と「叱る」の違いはなんでしょうか。

それは、感情をぶつけているか否かと言われています。

怒りに任せて伝えたいことを伝えるのではなく、理由も交えて伝えたいことを冷静に伝えることで、子どもに対して問題に向き合う際の姿、考えや気持ちの伝え方を教えることに繋がるというメリットが「叱る」にはあります

「学校や社会に出れば怒られるくらいはよくあること。怒られることに耐えられるくらい強くなる必要がある」という考えもあるかと思います。たしかに現実的に考えても、全く怒られないまま人生を終えることは少ないと思いますので、ある程度の耐性は必要だと考えられます。

ただ、そのような厳しさは外の世界でも経験できます。そのため、家庭内では「怒る」のではなく「叱る」ことによって、考えや気持ちの伝え方やコミュニケーションを子どもが学ぶ機会が作ることを意識してもよいかもしれません。

そこでの学びは子どもが将来社会に出たとき、周囲の人々と関わる時に役立つものになると思います。

まとめ

今回は怒ることについて、その背景や結果何が生じるかについてご紹介いたしました。「叱る」ことの方が望ましいといった内容を書きましたが、実際には何を言っても伝わらないもどかしさから憤りを感じて怒ることもあるかと思います。

もしお子さんに対して伝えたいことが伝わらずお困りの際は、私たちカウンセラーも一緒に考えていきますのでお気軽にお声掛けください。

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