お悩み解決「一問一答」

子どもの「なんで勉強しなきゃいけないの?」~いろいろな答えのご紹介~

こんにちは。不登校支援センター東京支部の小林です。

本日は、「なんで勉強をしなきゃいけないの?」「勉強をする意味ってなに?」

子どもたちのこうした疑問について取り上げていきますね。

勉強の意味とは??

こうした疑問が子どもたちからでてきた時、まずはどういった思い・目的で勉強をする意味、必要性について口にしているのかを考えることが大切になっていきます。

そのうえで、機会のある時に少しずつ、子供たち自身が自分なりの勉強をする意味を見つけていくことも大事な時間になるのかなと思っています。

勉強の意味については、私自身カウンセリングのなかで親御さんや子どもたちと一緒に考えることが多く、こうした見方もあるのだなあ、子どものころにこの考え方を知っておきたかったなあ、と日々新しい考え方に気づかせていただいています。

勉強をどうしてするのか、の答えは人によってさまざまですが、今回は勉強の意味について改めて考えるきっかけにしていただけたらと思い、親御さんや子どもたちとたくさんお話をするなかでよく出てきた内容をいくつかご紹介いたしますね。

1.やるものだから

まずは親御さんから一番お聞きする内容です。

私自身もそうだったのですが、勉強の意味について特に深い理由までは考えず、「やるものだから」「やらないと怒られるから」と勉強をしていたという方は多いのではないでしょうか。

勉強の意味について疑問を持ち始めた子どもたちも、「勉強が嫌になるまでは、疑問を持たないで勉強をしていた」という子が多い印象です。

2.将来の自立のため

また親御さんからは、

「将来やりたい職業が見つかった時、勉強をしていなかったことでその職業につくのが難しくならないように」

「就職先がみあたらず、生活に困ることなどがないように」

こうした目的をうかがうことがあり、子どもたちからも、「将来のためにきっと必要なんだろうな」というお話をしばしばうかがいます。

3.人に認めてもらうため

こちらは、子どもたちから聞くことの多いお話です。

最近は東大王やドラゴン桜がはやっていますが、

「偏差値が高い方がかっこいい」

「勉強ができると、周りからすごいと思ってもらえる」

このような「すごいと思われたい!」という気持ちが勉強の動機になっている子もたくさんいるようです。

4.できた時にうれしいから

こちらは、解けなかったものが解けた時の心地よさや、前よりも自分が成長していること自体をうれしいと感じる、というお話です。

「前は解けなかったものが解けるようになって嬉しい」

「やると点数が上がるのが楽しい」

「ひらめいた時が気持ちいい」

勉強の意味や目的を求めるだけではなく、「できたら嬉しい」という自分の気持ちに目を向けられるのはすてきだなあと感じています。

5.今後の不安を和らげるため

こちらはまた違う考え方で、将来への不安を感じた時に、「いやだけど少し勉強をした方が気が楽になる」という心境を話してくれる子もいます。

こうした子どもたちの気持ちとしては、勉強は好きではないけど、まったくやらないのはそれはそれで不安、という葛藤があるようです。

勉強を必要なものと考えているからこそではありますが、少しでも前に進んでいるという感覚を持つため、なにもしていないという漠然とした不安を和らげるために勉強をする場合もあるのですね。

また、「これだけやった!」という事実そのものが、自分への自信や安心につながることもあるようです。

6.考える力や工夫する力をつけるため

なんのために高校数学をやるのか、古文や漢文を暗記する意味があるのか・・・というお話をしていると、しばしば「難しいことに取り組むこと自体」が力になるのかもしれないというお話に行きつきます。

理解の難しいものを理解しようとしたり、覚えにくいものの暗記をしていると、たくさん脳に汗をかきますし、どうにか理解したり覚えたりできるよう色々な工夫をしてがんばる時がでてきます。

そこで自然と理解力や暗記力、ねばり強く取り組む力、工夫する力がついてくるため、ふだんの生活で数式や漢文を使うことが少なくても、そうした力自体が色んな場面で活かされているのかもしれません。

7.生活に深みを出すため

こちらは教養のお話になります。

知識が増えると、物事の見方が広がって生活にゆとりや楽しみが生まれたり、ふとでた話題に入りやすくなったり、バラエティの話やクイズ番組が面白くなったりと、さりげない日常での喜びが増えていきますよね。

「しばらくしてから、あの勉強大変だったよね。って友達と話せること自体が意味があるかも!」という発見をしてくれた子もいました。

さいごに・・・

「やりなさいと言われるから」だけではなく、子どもたち自身の納得できる答えが見つかってくると、勉強へのイメージはまた変わってくるように感じています。

本日ご紹介させていただいた例は、ぜひ正解探しではなく、考える上でのたたき台としてご覧くださいね。

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