不登校解決現場レポート

不登校の子どもが親に甘えてくる「理由」と「目的」は?

こんにちは。不登校支援センター名古屋支部の田淵友里です。

寒い日が続いておりますが、みなさま体調はいかがでしょうか。

愛知県はインフルエンザが全国1位だと先日ニュースで見ました。(今は他の県と入れ替わっているかもしれませんが・・・)

予防接種を打っていてもかかることもあるので、くれぐれもお気をつけくださいね!

さて、本日は親御さんからの相談の中で、よく伺う話についてとりあげたいと思います。

不登校になってから急に子どもが甘え始めたんです・・・

こういったご相談よくございます。

具体的には・・・

  • 高校生なのに、一緒にお風呂入ろうとか一緒に寝たがるんです…
  • ずっとひっついてきたり、抱きしめてほしそうにするんです…
  • 私(お母さん)が家を出たら、「どこにいるの?早く帰ってきて」と電話が何回もなるんです…
  • 男の子だし、そろそろ母親から離れないと、と思うんですけど、家の中でもついてきて甘えたがるんです…
  • 家にいると「あれとって」「あれ買って」ということが増えてきたんです…

などです。

なぜ不登校になると、こういった「甘え」が増えるのでしょうか?

①自己肯定感が下がっており、自分の存在を親に認めてほしい

不登校のは「自分にはなんの価値もないんだ・・・」と自分の評価を下げることが多いです。つまり自信を失っている状態です。

そんなときに一番身近な存在である家族にだけは、

  • 自分の存在を認めてほしい
  • 安心したい

という気持ちがでてきます。そのため「甘え」が生じることがあるのです。

②過去に充分に甘えることが出来なかったため、現在甘えなおしをしている

  • 両親ともに働かれており、家にいる時間が少ないご家庭
  • 他のきょうだいに手を焼いていて、その子を甘えさせる機会が少なかったご家庭

こういった状況にあった場合、その子どもは不登校になってから過去にできなかった「甘える」ことをする傾向にあります。

「もっと自分を見てほしい」

「気にかけてほしい」

「下のきょうだいと同じように扱ってほしい」

というメッセージがこめられていることが多いです。

③自分をどこまで受け入れてくれるのか「ためし行動」をしている

不登校になって初めて、親へ自分の愛情を試すような行動をすることもあります。とくに、今まで親の言うことをよく聞いてきた子は

  • どこまで自分を受け入れてくれるのか
  • どこまで自分の言うことを聞いてくれるのか

これらを試そうとして「甘え」が出てきます。

大切なのは「甘え」の目的!!

上記の①~③を読んでいかがでしたでしょうか。

「自分の子どもに当てはまる・・・」と思ったものがあったかもしれません。

【①の場合】

甘えの目的は、「自信をつけるため」「自己肯定感を高めるため」になります。

なので、充分に親子間の時間を取っていただくなど、甘えてくる子どもを受け入れるということが重要になってきます。

【②の場合】

甘えの目的は、「自分に注目を向けてもらうため」になります。

この場合は、親御さんが子どもに充分に関心を寄せているというメッセージを送ったり、態度で示したりするということが重要になります。常に気にかけている、注目しているという状態を作ることによって子どもはだんだん安心します。

【③の場合】

甘えの目的は、「親をコントロールするため」になります。

「ジュースとってよ」「あれ買ってよ」など、会話の中で増えたと仰る親御さん多いです。子どもは親をコントロールすることで満足感を得ようとしているのですね。

しかし、この満足感は建設的なものでしょうか?

容易にこの「甘え」に応えてしまっては、だんだん親子関係が悪化するということも考えられます。

そのため、③の「甘え」には注意が必要なのです!

いかがでしたか?

「甘え」の目的によって、子どもへの対応にも変化をつけなくてはいけません。

  • 自分の子どもの甘えの目的が分からない・・・。
  • 今後どのように対応していけばいいのか分からない。

そんな方はぜひお近くの不登校支援センターへ、初回無料相談にいらしてくださいね。

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