不登校解決現場レポート中学生の不登校高校生の不登校

学校に行かなくなった時の高校生Aちゃん気持ちとは?

こんにちは。不登校支援センター東京支部の小林矩子です。

本日は、学校に行かなくなった頃の気持ちをとてもわかりやすく話してくれた、

高校生Aちゃんの事例についてご紹介させていただきます。

学校に行かなくなった頃は、先のことを考える余裕もなかった

Aちゃんの場合、学校を休み始めたころは、

  • 「きっと何とかなるだろう」という気持ちになる時と、
  • 「何とかならなかったらどうしよう」という気持ちになる時があったそうです。

また、自分について、「やれていない」「どうしよう」「なんとかしなきゃ」と思ってはいたものの、現実に直面するのが怖く、スマホやゲームをしていたということでした。

この時、Aちゃん自身、「現実逃避をしている」ことを自覚していたと言います。

Aちゃんの場合、先のことを考えるのが不安で、

今後のことを考えなければいけないことは分かりつつも、考える余裕がなかったのが最初の時期だったということです。

学校の話をしたくなかった

また、Aちゃんによると、当初は他の人と学校の話をすることがとても嫌だったそうです。

その理由として、

  • 「自分がどのような立場に置かれているのか、思い知らされるのが怖かった」
  • 「できていない部分を指摘されるのではないかと思った」
  • 「かしこまった場でわざわざ学校の話をするという状況が負担だった」
  • 「話す内容を準備するのが大変だった」・・・等を挙げていました。

周囲の人からすると、ただ学校の話をすることから逃げているように見えたのだそうですが、

Aちゃんとしては、学校に行けていないという自分の状況を重く受け止めているからこそ、今後のことを話すことや、現実に直面することが怖かったということでした。

他の人からのアドバイスについても、「自分のためを思って言ってくれているのだろう」と思う一方で、

できていない自分を指摘されているような気がして、「今は聞きたくない」という気持ちになったそうです。

また、学校へ行けない日が続き、「自分はどうなってしまうのだろう」と先の見えない感覚になっているときには、1日を始めることが怖かったと言います。

「起きたら1日が始まってしまう。色々なことを考えなければいけない、やらなければいけない。」と思うと、朝起きることがとても辛かったそうです。

明るい未来が少し見えると、現実も見られるようになった

そんなAちゃんも、

  • 「自分のことを相手は責めてこない」
  • 「本音を言っても否定せずに聞いてもらえる」

このように思える場(ご家庭や友人、カウンセリング等)では、徐々に自分の気持ちや考えを言えるようになったそうです。

また、そのような場で話をしている中で、だんだんと気持ちの整理がついてきたとお話していました。気持ちの整理ができると、今後のことについて考える余裕も生まれてきたそうです。

以前は、学校の話をするとまっくらな将来に目を向けることになるため、気持ちが落ち込んでいた。でも今は、自分で何とかする方法があると感じられるようになり、今後のことも考えやすくなっているということでした。

さいごに

不登校対応について考える上で、学校に行かなくなった時の子どもの気持ちを知ることは、1つ大きなヒントになるかと思います。

子どもが何を考えているのか分からないと思われた際には、お気軽にご相談くださいね。

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