お悩み解決「一問一答」不登校解決現場レポート中学生の不登校

4月に担任の先生が変わるときのお話し

こんにちは。不登校支援センター大阪支部の佐久真です。

今日は4月に担任の先生が変わった時に起きた、実際の不登校支援における実例や、親御さんとの話し合い等についてお話ししたいと思います。

とある中学校2年生の男の子で、中学校1年生の入学当初から受験して頑張って入ったで私立中学校に登校できなくなっていました。

最初の頃は自習室登校を続けていたのですが、それも難しくなり、1年途中からカウンセリングに来てくれるようになりました。
様々な話し合いをする中で、日々の居場所としてフリースクールなども利用していました。

中学校2年生に上がるタイミングで本人の希望と親御さんも客観的な判断としても、その所属中学校はもう戻ることが難しく、戻れたとしてもついていけないことなどを考え、退学してフリースクールに集中して行っても良いのではないかとの判断で、親御さんと本人とが新しく担任になった2年生の先生のところに出向き、退学する意思を伝えに行かれました。

その面談時、初対面である先生からこんな言葉があったそうです。

「せっかく自分が担任になった担当生徒との初対面が、今日で学校辞めますではちょっとあまりにも寂しいので、何か私にもできることはないか?」

と仰られたそうです。

その子自身も親御さんも退学意思を伝えにいったはずが、先生のその言葉に「確かに・・・」と思い直されたようで、学校辞めに行ったくはずが、その週からその先生に会いに放課後登校をすることになり、それがこの夏休み前まで続けられていました。

ただこの9月になり、学校の内部進学の基準として2年生の2学期からの出席率がかなり反映されるようで、教室に入らなくてもいいものの別室登校でなるべく出席をとるようにとの条件を出され、本人も相当悩んだのですが、カウンセリングでも幾度も話し合い、夏休み明けからは学校の別室登校に集中してトライをしていこうとなりました。

9月という、夏休み明けのギャップの大きいの時期に、トライする内容や、学校からの内部進学条件などのプレッシャーを抱えながらがんばっているクライアントがんばっている子なので、カウンセリングでも慎重に様子を伺いながら、先生や親御さんが焦る事の無いようを調整するのもカウンセリングでするべきと考え、話し合いを続けてきました。

といいますのは、別室登校のトライをしていると、色んな先生からの勇気づけのお言葉の一つとして

「せっかく来たんだから、教室に行ってみたらどうか?」

というような、その先生としては勇気づけの為の一言でも、本人にとってはその一言が少しストレスに感じる場面もありましたので、親御さんともに相談し学校に伝えることとして、

「今はベースを別室登校に置いており、9月中はそれで様子を見ていき本人が行きたいと思える授業に参加できるようにしてもらえないか?」

とお願いし、連携を取りながら話し合いを続けていました。

カウンセリングでは、親御さんとカウンセラーで本人の状態状況を常に客観的に見極め、今はこのぐらいのハードルぐらいが本人にとって良いのでは?と常々調整する事は非常に重要であり、それをきちんと学校に共有することもまた重要であることを再認識しました。

これからまた新学期が始まる4月を迎えます。

この4月からがんばろう!と思う方々もたくさんいらっしゃると思いますので、親御さんや学校、家庭、カウンセリングでの共有を行いながら、支援を続けていきたいと思います。

 

 

 

 

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