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「あの人のことは好き、でもあの人のことは嫌い」相手を二つの感情で判断する子どもの心理とは??

こんにちは。不登校支援センター大阪支部の黒木です。

だんだんと秋も深まってきましたね。食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋・・・色んな秋がありますが、皆さまはどのようにお過ごしでしょうか?

さて、今回は、対人場面で相手を「好き」か「嫌い」の二つの感情で判断してしまう・・・。

このような状態の子どもについてお話させていただきたいと思います。

あの人は「好き」・あの人は「嫌い」相手への感情が極端な子ども

センターに通っているお子さんのお話を聞いていると、

  • 「あの先生は好き、でもあの先生は嫌い」
  • 「クラスメイトのAのことは好き、でもBのことは嫌い」等

このように、他人に対する両極端な感情を持っているという話をしてくれる子どもがいます。

この両極端な感情である間、本人としてはかなりストレスのかかっている状態といえます。

「あの子が嫌いだから学校に行かない」と、本人としてはその極端な感情が、学校に行かない理由になってしまう場合もあります。

極端な「嫌い!」は本人としてもストレスです。

もしかすると、「嫌い」という感情の状態がストレスになるというのは容易に想像がつくかもしれませんね。子どものとき、友達と喧嘩をした後に相手に対して「もう絶交してやる!」くらいの激しい怒りや悲しさ、寂しさといったマイナス感情でいっぱいになった経験がある方もいると思います。

しかし、だんだんとその激しい感情は収まってくるのではないでしょうか?

それは、相手のことが「嫌い!」という感情状態でいることは、自分自身のエネルギーもかなり消耗するからなのです。

では友達のこと、先生のことを「好き」になればいいのでしょうか。

100パーセント「好き!」の危険性とは

「好き」というプラスの感情はいいものと思われそうですが、危険性も隠れています。

「好き」という感情が100パーセントである状態は、ちょっと嫌なところがあると「嫌い!!」と極端になってしまうことが多いといわれています。

なぜなら、相手への100パーセント信頼した「好き」の状態は、

「あの人のことは信頼していたのに、裏切られた!」

こんな気持ちが襲ってくる可能性があるのです。

100パーセント信頼していた相手が自分の思いとは違ったことが判明すると、必要以上に落ち込んでしまう状態と言えますね。

「両価的」の大切さ

「あの子のこんなところが嫌いだけど、こういう良いところもあるよね」

このような「好き」と「嫌い」が同時に存在するほうが実は一番ストレスが少なくいれるのです。

学校にいる誰かのことが「嫌いだから学校に行かない」と言っていた子も、相手のいいところと悪いところを認められるようになることで、友達関係でのストレスが和らぐことにもつながっていきます。

子どもは極端な「好き」「嫌い」の感情がありそうでしょうか。

気になることがあればカウンセラーに相談してみてださいね。

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