お悩み解決「一問一答」中学生の不登校子供の心理学

心配事があたまから離れない、そんな時に試して頂きたいこと

こんにちは。不登校支援センター大阪支部の國分俊子(こくぶん しゅんこ)です。

学校がお休みに入りほっとする反面、新学期にむけて焦りを感じておられる方も多いのではないでしょうか?

ここで、新学期にまつわる私の個人的な思い出をご紹介したいと思います。

私の「しゅんこ」という名前はとても発音がしにくくて、何度も言い直さなければならないことが今もよくあります。子どもの頃は「しゅ、しゅ、しゅ」とどもってしまううえ、すぐ顔が真っ赤になる癖があったので、クラス替えの自己紹介はとても辛い時間でした。

笑われたり、真似されたりするのが嫌で仮病をつかって休んだこともあります。

人は、意識して何かを考えないようにはできない

失敗することが怖くて、そのことばかりイメージし続けると本当にそうなってしまう、ということがあります。

考えないようにしようと意識すればするほど、そのことばかり考えてしまう、という経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?

ここで、もう一人、中学3年生のB君のお話をご紹介したいと思います。

B君は、ある日学校で過呼吸の発作を起こし、何とか息を止めて自分で対処したものの、その数日後にまた発作を経験しました。

過呼吸の原因としては、過剰な疲労や精神的ストレスなどが考えられますが、B君には特に思い当たることがないと言います。

過呼吸の原因が分からないため、また苦しくなるのでは?と思うと不安で、ずっと過呼吸のことが頭から離れない、どうしたらいいだろうと相談してくれました。

対処方法をいくつか用意しておく

B君のように、不安の内容がはっきりしている時は、具体的な対処方法を用意しておくことで不安を和らげることができます。まず病院で相談することをお勧めし、過呼吸になった時に自分でできる対処方法として、呼吸法を一緒に練習しました。

対処法を知ったことで、B君は少し気持ちが楽になりました。

考えるのをやめるのではなく、別のことを考えてみる

対処法を試しても、不安な気持ちが湧いてきた時にどうしたらいいかについて一緒に考えるため、

B君が不安を感じないのはどんな時か

を聞いてみました。すると、趣味のピアノを弾いている時は不安にならないことが分かり、試しにピアノの曲を部屋でかけてみましたが、まだ不安は消えませんでした。

そこで、自分がピアノを弾くのとピアノを聴くのでは何が違うか考えていったところ、B君は一つの答えを見つけました。

「自分で弾くときは、どうしたら理想の音に近づくか必死で考えている!」

そう、別のことを考えているときは、心配事を忘れられたのです。

これなら、ピアノがない場所でもすることができます。このことに気が付いて、B君の声は明るくなりました。

最後に

私が自己紹介の壁をクリアするために、母がくれたアドバイスもご紹介します。

「上手に言えなくてもいいから、皆に聞こえるようにきれいな声で言ってごらん」

発音ではなく、声を出すことに集中した結果、いつの間にかどもることもなくなりました。

心配事があたまを離れない時は、いちど別のことを考えてみてください。B君のように誰かと話すことで気が付くこともあります。

一人で抱えるのが難しいときは、ぜひ私たちカウンセラーに気軽にご相談ください。

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