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不登校克服には欠かせない! 「情動」の上手な取り扱い方とは⑤

こんにちは。不登校支援センター横浜支部カウンセラーの本沢裕太です。

早いもので、2018年も残りわずかとなってきましたね。

 

今年は皆様にとって、どのような1年でしたでしょうか?

私にとっては、妻の妊娠、長男の誕生と変化の多い年となりました。

出産にも立ち会う事ができ、それはそれは言葉では言い表せないくらいの衝撃で感動的でしたが、妻が陣痛と戦っている間などは、ただただ無力感でしたね。自分が出来ないことがあまりにも多く感じて、ちょっとショックでもありました。

今はすっかり立ち直り、自分でも驚くほど子ども中心の生活になっております・・・(笑)

ライフスタイルの優先順位が変わると、今まで「当たり前」すぎて何も感じなかった事に対して、不便に感じたり有り難く感じたりするものですね。

  • 以前よりも部屋の温度を気にする様になる
  • 掃除・洗濯の頻度が増える
  • どちらか一方は、子どもに目が届くように意識している
  • 子どもが寝そうになると、テレビの音を小さくしたり、物音を立てない様に静かに動いたりする(忍者みたいに。笑)
  • どうやったら子どもが泣き止むのか、試行錯誤する・・・等

最初は意識して向き合っているので、頭の中がその事だけになってしまっていましたが、時間とともに慣れてくると、そこまで強く意識しなくても体が勝手に反応するようになってきて「またちょっと成長したかな」と感じております。

さて話は変わりまして・・・

前回前々回のブログで、高校生のCさんの頑張りと、それを支えた親御さんの話をお伝えさせて頂きました。

ブログを読んでくださった皆様、ありがとうございました。

そして、どの様にお感じになられたでしょうか?

どう感じたかに、善い悪いはございません。それそれが感じられた事こそが、

「本当はもっとこうしたい」

「本当はもっとこうなりたい」

という本来の目的や自分軸となるヒントですので、その気持ちを大切にされてくださいね。

  • 「私はこんな風に感じたんだけど、それがどう行動に繋がるのかが分からない」
  • 「自分でも本当はどうしたいのかよく分からない」

このように思われる方は、話を聞いてくれる方にその気持ちを話してみると良いかも知れませんね。そしてその相手に、私たちカウンセラーを選んで頂けたのであれば、それ以上にカウンセラー冥利に尽きる事はありません!

自分の思った事や感じた事を言葉にして伝えると、1人で考えていても思いつかなかった事に辿り着けるはずです。

今回は少しカウンセリングに要する期間について触れてみたいと思います。

これまでは、Cさんとのカウンセリングの経緯を「ブログ」という形で、3000文字程度に短くまとめてきました。

実際の時間ですと・・・

  • Cさんが不登校支援センターへカウンセリングに訪れる様になるまでおよそ1年
  • Cさんがチャレンジした高認試験までの期間は6ヶ月

上記月日が経過しています。

この期間を長いと感じますか?  短いと感じますか?

子どもの状態によって期間は異なりますので、私の方から「長い!」「短い!」という事はございません。

しかし、一つ言えるとすれば・・・

その期間、親御さんはずっと強い気持ちを持ち続けて本当に良く頑張られたのだと思います。

  • Cさんは、やりたい事を見つければ必ず動き出すと信じる事
  • Cさんには、それをやり遂げる能力があると信じる事

これらの事を、「諦めない」という覚悟からくるものでした。

それでも最初の頃は、

  • どうして学校に行かないのだろう
  • どうして先生に会うのを嫌がるのだろう
  • どうして自分で調べて行動しようとしないのだろう
  • どうして○○をやらないんだろう

という子どもへの思いを話される事が多かったです。

それは、親御さんが

  • 私だったらこうするのに・・・
  • Cさんならやれば出来るはずなのに・・・

と考えられていたからでした。

冒頭でもお伝えしましたが、その様に考えられる事に善い悪いはございません。

それが親御さんの価値観であり、何よりも尊重されるべきものだと思っております。

しかし、その考えや思いをカウンセラーに話していく中で、「私だったら、こうするのに」「Cさんならやれば出来るはずなのに」と考えているから、子どもに対して「どうして?」という想いに陥りがちであったことに気付かれたのですね。

なぜその様に考えたのだろうか・・・と疑問を持たれ、それは「今までにこういった経験があったから(こう考えた経験があったから)だ」という事に気付かれていきました。

そして、ご自身と子どもが「違う」という事に気付き、その「違い」を少しずつ受け入れていかれました。

(Cさんが不登校支援センターに来るまでのおよそ1年間、そういった内容について親御さんとのセッションを続けさせて頂きました)

親御さんの価値観と同様に、子どもも自分だけの価値観を持っています。

その子どもの価値観が何よりも尊重されるべきだという事に、親御さんがどれだけ意識が向けられるか、が大切なのだなと改めて感じたセッションでした。

お互いが干渉しない中であれば、その価値観の違いは何の支障にもならないはずですよね。ところが、関わる上で近づいたり交わったりする部分があるから、衝突してしまう訳です。

その際、「お互いの価値観を尊重した上で、衝突を避ける」為にルールや決まり事があると思っております。「お互いの価値観を尊重する」ことが大切であり、どちらか一方の価値観だけが尊重され、もう一方が軽視されると関係性が悪くなる事が多いのです。

・・・という事も、皆さんすでに頭ではご理解頂いている方も多いのではないでしょうか。

親御さんとのお話しの中でも、

  • 頭では、こうしたら良いというのは分かっているけれども行動に移せない
  • 思っている事と違う事をしてしまった/言ってしまった

という話題が上がる事が多く感じます。

例えば・・・

  • 学校には行った方が良いとは分かっているが、行けなかった。
  • テストは受けた方が良いとは思うが、行けなかった。
  • 朝起きた方が良いのは分かっているが、起きられなかった。
  • 子どもを褒めた方が良いのは分かっているのに、批判してしまった。
  • もっと子どもの話を聞いた方が良いとは思っているが、時間が取れなかった。
  • もっと相手を労おうと思っているのに、出来なかった。

などです。

頭では分かっているが・・・の部分は「理性/知性」と呼ばれるものですよね。

何か分からないけどやれない/やれなかった・・・の部分が「情動」であると考えております。

ですので、情動を上手く扱う為に、もう少し理解を深めてみましょう。

それでは続きは次回のブログをお楽しみに。

不登校克服には欠かせない! 「情動」の上手な取り扱い方とは①

不登校克服には欠かせない! 「情動」の上手な取り扱い方とは②

不登校克服には欠かせない! 「情動」の上手な取り扱い方とは③

不登校克服には欠かせない! 「情動」の上手な取り扱い方とは④

不登校克服には欠かせない! 「情動」の上手な取り扱い方とは⑥

不登校克服には欠かせない! 「情動」の上手な取り扱い方とは⑦

不登校克服には欠かせない! 「情動」の上手な取り扱い方とは⑧

不登校克服には欠かせない! 「情動」の上手な取り扱い方とは⑨

不登校克服には欠かせない! 「情動」の上手な取り扱い方とは⑩

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