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【再掲載】不登校の子が復学するために必要なプロセスとは?

こんにちは。不登校支援センター横浜支部の安則芳郎です。

季節は冬になってきていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

インフルエンザや新型コロナウイルスなど、気を付けていきたいところですね。

さて本日は「不登校の子が復学していくためにはどのようなプロセスが必要なのか」について再度ブログを投稿いたします。重要なポイントだと思いますので、最後までお読み頂ければ幸いです。

復学するために必要な3つのポイント

復学にあたっては、もちろんその子その子に合わせた個別の対応が必要になってきます。

しかしその個別の対応の中でも、カウンセリングの現場を通じて抽出された「核」「共通項」になってくる部分はあると私は考えています。

以下のポイントをご参考にしていただければ幸いです。

①周囲の人たちが味方になる

少し抽象的な表現となりますが、

周囲の人々が不登校状態になっている子どもの味方になる、理解者になること

これがとても大切になってきます。


カウンセリングの現場で感じる子どもたちの内心は実は「孤独」を感じていることが多いです。

学校から離れると、自然と「所属の欲求」(コミュニティに参加し、役割を得たいと思う欲求)が満たされにくくなります。また、再登校に代表されるような困難=ハードルを乗り越えようとする時、一人で乗り越えようとしたり、無理解の中で今の状況を打破するということはとても辛いものです。

ですので親御さんをはじめ周囲の人々は、

  • 子どもたちの良き理解者となり、味方となってあげるスタンスを保つ
  • 周囲の人々の言葉が子どもにも入っていきやすいような関係や土台を構築しておくこと

これらが重要になってきます。

味方になるというニュアンスをもう少し詳しく書いたブログは以下をご参考にしてみてください。

▼▼▼

不登校支援における適切な親のスタンスとは?  2019.09.02

②自己理解を深める

子どもたちは自分自身の中にある「本当の思い」や「なりたい姿」に気付いていないことがあります。

例えば「学校に行けないのは朝起きれないからだ」という主張をする子がいます。

睡眠障害などの体質的な特徴の場合は別かもしれませんが、多くの場合は、朝起きれないから学校に行けないのではなく、「学校に行きたくないから朝起きない」という心理が隠れています。

学校に行きたくないという気持ちを持つことが悪いことだと思う真面目な子は、無意識のうちに防衛本能が働き「起きられないから学校に行けない」という思考や主張をしてしまうことがあります。

しかし、自分の本当の気持ちと発言に乖離があると、本人としても辛さを感じ続けてしまうのです。

他にも、本当は学校に行った方がいいと思っているのに「学校に行く意味はない」と主張したり、将来幸せな人生を送りたいと思っているのに「生きててもしょうがない」と言ってみたり・・・

矛盾するような気持ちを抱えることは精神衛生的にもあまり好ましいことではありません。

ですので周囲のサポートとしても「その子の本当の気持ちはどこにあるのか」ということの理解に努めたいですし、その子自身にも「自己理解」を深めてもらう必要があると思います。

以下の記事もご参考になるかと思いますので、併せてご覧いただければ幸いです。

▼▼▼

不登校克服~苦しみや悲しみを乗り越えるために必要なこと①~ 2019.03.13

不登校克服~苦しみや悲しみを乗り越えるために必要なこと②~ 2019.03.27

②ストレス対処法を身に着ける

復学というプロセスを考えた際、元いた学校や教室で感じる「ストレス」をうまく処理する、対処する必要が出てきます

学校に行かないという行動をとった子というのは「回避型」のストレス対処法を選択しており、そのやり方しか知らないままでは学校を避け続けるという行動をとり続けることになります。

しかしストレスを対処する方法は回避するだけではありませんよね。

中にはうまくやりくりしていける子も、受け流すようなやり方を取れる子も、誰かに助けを求めたり、自身の考え方や捉え方を変えてみたりする方法も、いろいろなバリエーションがあるはずです。

そのような方法を知らなかったり、考え付かなかったりする場合は、時に教えてあげる必要がありますし時に自ら気づけるように促していく必要が出てきます。

ストレス耐性やストレス対処法を身に着けるために親御さんにも実践してみていただきたいこととしては以下のブログをご参考にしてみてください。

▼▼▼

【カウンセラーが伝授】子どもの「ストレス耐性」を効果的に鍛える3つの方法とは? 2019.06.18

最後に

以上、3つのことを復学に必要なプロセスとしてご紹介しましたが、これは再登校のみならず、今後の社会生活を送っていく上でも重要なことと言えるのではないでしょうか。


その意味において、復学プロセスの中で得られる体験というのは結果として元の学校に戻れなかったとしても、本人やそのご家族にとっては大変大きな意味を持つことでしょうし、無駄になることは何一つないと私は思っています。

子どもの不登校のことでお悩みになることは親御さんとしても多々あると思いますので、その際はお気軽にカウンセラーまでお声がけくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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