「良い親でいなくては」と感じるお父さん、お母さんへ~周りに気を遣うことに疲れていませんか?~
こんにちは。東京支部の椎名です。
年度末、皆さんお忙しい時間をお過ごしでしょうか。

3月4月は、人との別れや新しい出会いも多い時期ですね。
職場では、きっと3月に異動があり4月には新しく転属になる方がいらっしゃるなど、人の動きも活発になっていることでしょう。
人との関わりが変わることで、自然と周りに気を遣うこと、周囲の人との距離感で少し力が入ることもあるかもしれません。
カウンセリング内では、この春先の時期、学年が変わる、学校が変わるなどお子さんたちの環境が大きく変わるため『子どもの心の状態』に目を向けることが多くあります。
しかし実際には、お子さんたちが環境変化を前に身構えるように、お子さんをサポートされる親御さんも同様に変化に少なからず気持ちが揺れる時期ですよね。
~春先に親御さんが感じるストレス~
例えば、春は出会いと別れの季節ですので
- 子どもの進級に伴い、新しいママ友、パパ友ができる
- クラス担任が変わったことで、先生との関係性も一から作り上げる必要がある
ということもあるでしょうし、また
- 学年が上がるごとに、学校、社会から求められる躾の質が上がり、色々と子どもに教えなくては…と力が入る
- 学習面のレベルが上がっていくため、新しく勉強をサポートする環境を整備しなくてはいけない
- 受験が近づいていて、習い事の整理をしなくてはならない
など、お子さんの年齢が上がっていくことにより、親御さんとして『こうしなくて』と無意識に感じるタスクも出てくるかもしれません。

~周囲の人や環境に対して気を遣うのは、大人も子ども一緒~
カウンセリング内では、
- 「担任の先生によくしていただいているので、子どものことでこれ以上相談するのは気が引ける」
- 「学校に相談することで、先生にご負担をかけるのは申し訳ない」
- 「学校に何かいったら、厄介な親だと思われないか不安で、先生に相談しにくい」
といった親御さんのお気持ちをおうかがいすることもあります。
お子さんがお友達や先生との関係で悩んだり、やりにくさを感じるように、親御さんも「周りの人に悪く思われたらどうしよう」「他人に負担をかけるのは良くないのではないか」「子どもの問題は親だけで解決しなくては」と、周囲の人に気を遣ったり、人からの評価が気になり、小さな相談もしにくい…といったこともあります。
~周りの人に少し相談することで得られるもの~
人に対して無意識に気を遣い、迷惑をかけないように、負担にならないようにと気を配ることができる親御さんにとって、ママ友、パパ友や学校の先生、ご自分の親御さんなどに愚痴を言うこと、相談をすることはとても勇気がいることですよね。
しかし、少し相談するだけでも得られるものもあります。

例えば、もやもやした気持ちを言葉にすることで気持が整理され、自分の悩みを自分で理解することができたり、感情の言語化をすることで不安や苛立ちが少し穏やかになるという面があります。
また、周囲の人に悩みを伝えた際、もしかすると「うちもそんなことあってさ!」と共感の言葉が返って来ることもあるかもしれません。
自分が感じていた悩みが、他の人も通る道であると感じることで
「自分の育て方がわるかったのか」
「うちの子がおかしいのか…」
と悩みが深くなる前に、冷静に状況を感じ、親である自分を責めずにいられるかもしれません。
また学校や先生に相談することで、第三者の視点からのアドバイスや家庭では見えていなかった気づきも得られる可能性もあります。
~相談すること、愚痴をいうことは悪いことではない~
私たち大人は、つい「自分の問題は自分で解決しなくては」と、悩みや不安を心の中にとどめて自分だけで解決しようとしてしまうものです。
それは、お子さんがいることで「親なのだからしっかりしなくては」と無意識のうちに親であるという役割を大きくとらえ、しっかりしなくては、と力が入っているのかもしれません。
しかし相談すること、愚痴を聴いてもらうことは必ずしも悪いことではないのです。
親御さんも一人の人ですので、不安な気持ちを感じたり、理由もなく悲しくなったり、これから先どうしようと思い悩むこともあります。
そうした気持ちを言葉にして外に出すことで、心がふと軽くなることも多くあります。
もし、誰かに話を聴いてほしい、悩みを整理していきたい、そんなお気持ちがありましたら私たち不登校支援センターにご相談くださいね。


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