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子どもが学校に感じる不安④

こんにちは。

東京支部の椎名愛理です。

年度末が近づいてきましたね。

次の一年が見え始めるこの時期、私たち大人も来年度を考えて不安になりますが、子どもたちも同じように4月からの変化を前に身構えたり、無意識に不安になったりと心が大きく動く時期です。

今回は、変化が多い時期について考えたいと思います。

前回のブログでは、学校の中で感じる不安の一つに「比較」があるとお話いたしました。「勉強ができる、できない」といった比較だけではなく、「友達から人気がある」「運動が上手である」「よく表彰されている」「先生から頼られる存在である」など、学校生活の中では色々な場面で他者との比較を感じる瞬間があります。

比較されていることを意識するのは、同学年、同世代といった比較対象となる人との集いである集団に身を置いているからでもありますね。

本日は、子どもが学校に感じる不安「変化」についてお話しようと思います。

~学校の中で感じる「変化」とは?~

学校生活の中で感じる変化とは、どのようなものがあるでしょうか。

最初に思いつくのは、学年が変わるという一年に一度の大きな変化ではないでしょうか。

学年が変わるタイミングで、クラス替えがありせっかく仲良くなった友達と離れてしまうこともあるでしょうし、担任の先生が変わり緊張感を感じることもあるかもしれません。

高学年になるごとに、勉強は難しくなり、習う教科も増え、上級生になるごとに自立が促され、「自分のことは自分で」と自己管理を求められるようになるでしょう。

お友達関係も一定ではありません。時にぶつかりあったり、すれ違ったり、新しい子とお友達になって交友の輪が広がることもありますね。

~変化を楽しめる子、変化が苦手な子~

こうした様々な変化を楽しめるお子さんもいらっしゃいます。

「新しいクラスが楽しい!」「友達が増えた!」と新年度に報告してくれる子がいる一方で「新しいクラスではぼっち…」「急に勉強が難しくなって、宿題も多くなって…」と、変化に対して不安や苦しいお気持ちをお話してくれるお子さんもいらっしゃいます。

~変化が苦手=悪いことではない~

変化が苦手と聞くと、臆病な印象を受けたり、変化に強くならなくては、とどうしてもネガティブな印象を抱くことが多いかと思います。

しかし、実は「変化が苦手」ということは「それだけ慎重に行動ができる丁寧さがある」ということでもあります。

人間関係を作るのはゆっくりかもしれません。

新しい教科に手を付けるのは、後回しになることもあるかもしれません。

新担任の先生に心を開いて交流するのにも、時間が必要かもしれません。

しかし、そうして初動で時間をかけたからこそ、その後の行動に安定感があるということもクライエントさんを見て感じています。

大人の私たちも、新しい環境になれるのに時間が必要な人、すぐに新しい環境になじむ人、それぞれのペースがありますね。

それと同様に、お子さんたちにも「自分のペースで変化に慣れる」という余裕が必要でもあります。

新学期前後はお子さんの気持ちも波立ちやすい時期ですので、ご不安そうな様子が見えたら「お父さんも、お母さんも新しい環境ってちょっと不安なんだよね」と共感の言葉をかけてみてくださいね。

近くにいる親御さんが自分の不安を理解してくれるということが、お子さんにとって安心感の一つでもあるのです。

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