不登校専門カウンセラーが伝える「学校以外の居場所」の重要性とは?
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こんにちは。不登校支援センターです。
こちらは過去記事となります。皆様の日々のかかわりのご参考になれば幸いです。
今回は、学校以外の「居場所」の大切さについてお話させていただきたいと思います。
学校以外の居場所をどれだけ持っているか、というのは子どもにとっては非常に重要なことなのです。
あなたは「学校以外の居場所」と聞いてどのようなものが思い浮かびましたか?
- 塾などの習い事
- 他校の友人
- 地域のコミュニティ
- 趣味の友達
- カウンセリングなどの場
など、いろいろありますよね。
特に最近だとSNSやゲーム内で友達を作っている子どもは少なくないと考えられます。
では、なぜ、「学校以外の居場所」が重要なのか・・・?
その理由は3つあります。
- 自己肯定感を高めるから
- 心の支えになるから
- 立ち直りが早くなるから
これらの理由についてさらに詳しくお話していきますね。
まず、【1.自己肯定感を高めるから】についてでです。
不登校になった子どもは、学校に自分の居場所がないと思い込んでいることが多いです。「自分はここにいてもなんの価値もないんだ・・・」とついつい自分を否定しがちになります。
そんなとき、自分を認めてもらう場所をより多く持つことによって少しずつ所属欲求が満たされます。
「自分はここにいてもいいんだ」「受け入れてもらえるんだ」という感覚を積み上げることは、自己肯定感を高めることに繋がります。
次に【2.心の支えになるから】についてです。
趣味が合う、話が合うコミュニティがあるのとではないとでは、その子どもにとっての心の支えも大きく変わってきます。
SNSでの繋がりは得体も知れないし、危ないからやめてほしいという親御さんからの意見も多くお聞きします。しかし、子どもにとって、「趣味を分かち合える人」は重要な存在なのです。
もし、そこに気づかずに、安易に繋がりを絶たせてしまうと、子どもは「親にも私の趣味を受け入れてもらえないんだ」「心の支えをとられてしまった」と感じ、余計に親御さんを困らせる行動に出るかもしれません。子どもが不安定な状態だからこそ、学校以外の居場所は「心の支え」になるのです。
最後に、【3.立ち直りがはやくなるから】についてです。
もし、学校でなにか嫌なことがあっても、学校以外に居場所があれば、子どもはそこへ行くことでホッと安心することができます。
そういった体験を日々の生活の中で繰り返すことによって、辛いことや嫌なことからリカバリーする力が次第に身につき、立ち直りの間隔はどんどん短くなります。
このように学校以外の居場所をもっておくということは子どもにとって大きなメリットとなります。
子どもの「学校以外の居場所」をつくるためにも、まずは一度相談に来られてはいかがでしょうか。
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