夏の終わりの今だからこそ感じる不安に向き合うには
こんにちは。不登校支援センター名古屋支部の伊藤です。
8月ももうすぐ終わりが近づいて夏休み明けをむかえつつありますね。
進級、進学など4月の節目からそろそろ半年。
夏休み明けから冬休みに入るまでのこの期間は
- 他の時期よりも長い
- 文化祭や修学旅行などの行事がある
- 具体的な進路を選択する
など、他の時期と比べて中身も濃いのが特徴です。
そんな2学期を迎えるにあたり、親子とも不安が高まることもあるのではないでしょうか。
そんな不安が高まるこの時期だからこそ、少し時間を使ってみて欲しいのです。
今だからこそ、これまでの「ふり返り」を
このあたりで1度これまでの「ふり返り」をしてみましょう!
さっそくですが、
4月からのこれまでのできごとをふり返ってみてください。変化はありましたか?
変化があった、と感じたら
「どんなところが」「どんなふうに」変わったのか、具体的に考えてみてください。
変化はなかった、と感じたら
「どんなところが」「どんなふうに」変わっていないのか、具体的に考えてみてください。
いかがでしょうか。
どちらもやることは同じなの?と思った方もいらっしゃるかもしれません。
そうなんですよ。どっちもやることは同じです。
変わったこと、変わらなかったこと、どちらも具体的にふり返っていくことがとても大切です。
ふり返ることの目的は、
「状況を整理して、次のステップをスムーズにする」ことです。
パッと見たときの様子は変わらなくても、具体的にふり返ることで
- あの時考えていたことといまはこんな違いがあるな
- すごく大変だと感じていたことが案外スムーズにできるようになってきた
- 以前よりも少し迷うことが増えたかも
など、たくさんの発見があるはずです。
その発見から、長くて濃い2学期をスムーズに過ごすためのヒントやテーマが見えてくるかもしれません。
この機会に親子でこれまでをふり返ってみるのはいかがでしょうか?
関連ワード: 2学期 , カウンセリング , ふり返り , 不登校 , 不登校支援センター , 夏休み明け , 後期 , 新学期 , 親子関係