お悩み解決「一問一答」不登校解決現場レポート中学生の不登校

全日制高校への進学を”選ばない”という不登校支援

こんにちは。不登校支援センター大阪支部の佐久真です。

今回は、とある単位制高校の先生からお聞きした入学希望者の変化についてご紹介します。それは、中学卒業後の進学先として最初から全日制高校を”選ばない”生徒が増えているというお話です。

このお話を聞かせていただいた先生の勤めている高校には単位制のコースがあります。「単位制」とは、学年による教育課程の区分を設けないで、決められた単位を修得すれば卒業が認められる履修スタイルのことです。

単位制コース入学者のこれまでの傾向は・・・

中学卒業後、一度は全日制高校に進学したものの、

  • 途中から様々な理由により全日制の学校に通えなくなった
  • 不登校が長引いた為に留年が決まってしまった 等

上記のような理由から、「次の進路として単位制コースがある高校に転入する」という流れがほとんどだったそうです。つまり、最初から単位制コースのある高校を希望して入学してくる生徒はあまりいなかったということです。

「次の進路として単位制コースがある高校に転入する」のではなく「最初から単位制コースを望んで入学する」という生徒が増えているという変化

今年度2018年の4月から単位制コースのある高校に入学する新高校1年生の傾向として、最初から単位制コースを望んで入学する生徒が、去年の約3倍になったそうです。

もちろん、今までにも最初から単位制コースを望んで入学する生徒が昨年より増えることはあったので、それほど驚きはしなかったと仰っていました。しかし、さすがに約3倍にも増加したとなると、大変驚かれたそうです。この希望入学者の増加に、単位制コースのニーズの高まりを感じておられるようでした。

不登校支援センターにも、カウンセリングの際に

「このまま中学校に行けないまま卒業をするのであれば、単位制がある高校への進学を選んだほうが良いのでしょうか?」

と相談される親御さんは少なくありません。しかし私たちカウンセラーは、親御さんと子どもに対し、特定の団体や学校を紹介し「ここに入ったほうが良いor悪い」などのアドバイスはしておりません。

私たちは、こういった進路選択のご相談を頂くことが増えてきている状況において、何が一番子どもの成長や抱える問題に沿った支援になるのか?を、一緒に考えさせていただくことが最も大切と考えております。

最後に・・・

中学3年生から高校1年生に進学する際に、次の進路として単位制コースがある高校に転入するのではなく、最初から単位制コースの高校進学を望む声は毎年増加傾向にあります。私たち不登校支援センターとしても、様々な機関や学校と連携を取りながら、親御さんや子どもにとって本当に必要な支援やそのための情報をお伝えしていきたいと思います。

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